果てぬ村のミナ

知り合いからチケットを購入して見に行きました。

県北西部の天空の村とも言われているような、急斜面に茶畑の広がる過疎の
集落のファンタジックな物語でした。

そんな高齢化の進む地域の、方言や文化を後世に残したいということで
作られた映画のようです。

登場人物も、主人公の少年は、実在する市内の高校生だそうで、満員の
観客の中には、実際のロケ地にゆかりの人たちがいるのか、祭りの風景や
さびれた商店街がスクリーンに写しだされるたびに、あちこちから
小さなどよめきが起こっていてローカルな映画を象徴していました。

謎の美少女神菜(ミナ)の登場とともに、ますます天空の村で繰り広げられる
不思議な物語の展開に、静かに引き込まれていきます。

急斜面に広がる一面の茶畑、のどかな過疎の村の人々の会話、祭りの風景。。
ベテランの俳優さんたちの名演技が若い主人公役の演技を引き立てていました。

そして、音楽がとっても良い♪
エンドロールに流れる、サンボマスターの「ラブソング」が
この美しい映画の風景にぴったりでした。
娘に話したら「ああサンボマスターはいいよ〜♡」といって、
さっそくツタヤでCDレンタルしてきました(笑)
心癒される清らかで純粋ないい映画でした