KANO 〜1931海の向こうの甲子園〜

 先日、とく○ねで、小倉さんがいい映画です♪と、好評でしたので早速、見に行きました。
久々の爽やかな感動の涙を流せる素晴らしい映画でした。

1931年の日本が統治下の台湾で、台湾先住民、日本人、台湾漢人と民族を超えた、嘉義農林高校の弱小野球チームが
初めて甲子園に出場し決勝まで勝ち進んだという実話をもとに作られた映画です。

親日国台湾と日本との歴史的なつながり、民族を超えた野球少年の熱い情熱と魂が爽やかに力強く描かれていました。

また、映画の中で、台湾で初めてダムを作った日本人技師が登場するのですが、4年前台湾旅行に行った時
添乗員さんがバスの中で「台湾で一番有名な教科書にも載っている神様的な日本人がいました」。。。と、
ダム開発に尽力された八田興一技師のお話を聞いたのですが、今日の映画の中でも大沢たかおさんが好演していました。

この映画が、すべて実話であることが、見る人の胸に感動を強く与えるのでしよう。

血で手を赤く染めながらも、最後まで一人で完投した投手(台湾人)が、松坂桃季君に見えて仕方なかったのは
私だけかしら。。。。(^^;)

感動のラストに近づくにつれて、前の席の、頭のちょっと薄いおじさん(おじいさんも)
後ろの席のおじさんも、鼻をすすりながら、手で涙を拭っている観客の姿がたくさんいましたよ。

とてもさわやかな感動の余韻に浸れる映画でした♪