卒業式♪

sarasa1232005-03-01

きょうは、娘の卒業式でした。

 おもえば、吹奏楽に開け吹奏楽に終わった3年間でした。
入部したときは不協和音だった音色が翌年から部の名声にため現れた救世主
により、彼女たちとその保護者の生活は一変しました。
 雨の日も風の日も台風も猛暑の夏も、ただ吹き続けた.365日...
彼女らの顔から笑顔は失せ、ただゼンマイ仕掛けのロボットのように
早朝から夜遅くまで部活と家との往復の日々でした。
すべての演奏会のための資金集め、会計、演奏会のパンフレットつくり準備手伝い、進行すべて、
愛情深い保護者の手厚い庇護(過保護)のもとに、...

彼女らの実力は確実に進歩しました。きっと、今年の秋には全国大会普門館への夢も
現実になるでしよう!

最初から音楽推薦でそれだけをやるため入学した生徒にとっては、理想の部活でしょう!

しかし、今年卒業した娘たちは部活の過渡期の中で翻弄され、彼女らの意志に反して
活動がどれほどの負担だったろうかとおもう。ほんとは、もっと、普通の高校生活
をのぞんでいただろう。音楽はやりたいけど、二度とこの部活にはかかわりたくない、
という、彼女らの声が救世主の耳にはとどいているのだろうか?


この経験がこれからの彼女たちの人生で意味をもつものかどうかはまだわからないけど。

とにかく、第一希望ではいった高校ではなかったが、愛と奉仕の精神をモットーとした、このミッションスクールはいい高校であったとだけはいいたい。