彼女の笑顔♪

sarasa1232005-03-19

今朝、2,3ヶ月ご無沙汰のMさんから℡があった。
久しぶりなので、話が弾む。

 そのうち、共通の知り合いのOさんが、最近入院してたらしいとのことをきいた。
幸い重い病気ではなく、でも病気の原因は不明とのこと。

Oさんと、はじめてお会いしたのは二年ほど前。
陽気で、その場の空気をぱっと明るくするような、天真爛漫な印象の人。
キャラクターの入ったトレーナやら、フリフリのお洋服やら、わたしより五.六歳上の彼女は、実にあかるいひとだった。

そのあと、その当時彼女が、ほんの二,三ヶ月前に最愛の旦那様を病気で亡くされたことを
知って本当に驚いたものだった。

悲しい事実があっても人前で明るく振る舞うことはよくあることだけど、どんなに隠してもふと見せる仕草に悲しい陰をみたりしてハッとすることがあるけど、彼女の場合はまったくそんなそぶりは見せず、まだ日も浅く悲しみがいっぱいのOさんの笑顔の裏のある深い悲しみを知り胸が痛んだ。

その後も実に精力的に、子育て支援の活動に明け暮れ、その合間にも一人暮らしのお母様の
介護にと、生き生きとまいにちを過ごされていた。

きっと、彼女は最愛の旦那様の死を受け入れて整理する時間が足らなかったのだと思う。
そして、三回忌を迎える今になり、どっと疲れが出たんだろう。

℡の主のMさんも八年ほど前、まだ三人の手のかかる子どもたちを残して旦那様が病死されている。
彼女は彼女のペースで、死という事実と向き合い長い時間を掛けて、穏やかな今の生活を
送られている。

果たして自分がその立場に置かれた場合どんな風に過ごすのだろう?
もしかしてわたしはOさんタイプかもしれないな〜とふと思ったりした。
セントバーナードの太郎くんとふたり暮らしのOさん。これからは太郎君と一緒にもう少しゆっくり歩んでいってください。