気の毒な隣人♪

　西隣の私と同年齢くらいの奥さんは、とてもおとなしい方。

いつも、回覧板を持って見えても、世間話をようとしても逃げるように帰って行く。（私が怖いのかしらん？）それでもたまには、２，３声をかけるとまじめに答えてはくれる。
ゴミを出すのも、近所の人と会うのがいやなので深く帽子をかぶり、朝の５時半にだされるとのこと。車には乗られないので、歩いて数分のところにあるスーパーにも、人に会うのがいやで買い物に行かれたことがないそうだ。
いつも、朝の９時か１０時になると、車でブーーーーンと西へ東へとでかける私とは対照的で、ほとんど外出されることもなく買い物も
いつもご主人がお休みの日に車で出かけるだけだそうだ。

その奥さんがよりにもよっていま、隣保の班長さんの当番が回ってきてる。
先回の、ゴミ置き場の件といい、ややこしい問題がおこるときに不幸にも役が当たってしまった。
で、今回のお葬式も、お香典の額やら、いろんな役割当番を班の人たちと決めなくてはならない。
昨日、お通夜の前に、先住民のかたと、われわれ新参者で話し合おうとあつまったところ、
古いおじさんおばさんを前になかなか口火を切れずにもたもたしていたら、突然、いつも
ムックの散歩でお会いすると、にこにこと声をかけてくれる、古いおじさんが、「なにもたもたしてるの！早く班長さんが仕切らないとはじまらん！」（怖）
と、いらついた口調でどなったのだ。

その奥さんはおどおどしながら、葬儀社の方からの伝言をメモをみながら泣きそうな顔で
しゃべり始めた。

案の定、今日の葬儀の受付係であるはずの、その奥さんは一度も姿を見せず、かわりにご主人が受付にたってられた。

きっと、今回のことで奥さんは深く心を痛まれてしまわれたと思う。
私ならそんなこといわれたら「すみません。でも、慣れないことですから今回はおじさん音頭を取ってくださいよ」とくらいいえるけど。。。。。

ほんと、ものは言い様。言葉の暴力はいけません（−−；

雨なのでパッと南国の植物アンセリウム♪