母の℡♪

sarasa1232005-07-11

 母と℡で一時間ほど話をした。
まだ74歳だけど、2年前に、足の手術をしてICUに入ってから、物忘れの症状が出始めた。今まで病気らしい病気は何もせず、小柄で華奢だけどとても元気だった母の初めての手術。

こういうケースから認知症の症状がで始めるケースは、結構多いらしい。
母の両親つまり私の祖父母は93,95歳までの長寿を全うして、全くぼけもせず自分のことは自分でして
寝込んだのは亡くなる2,3日前だった。そんなことで母もそういう老後をすごすとたかをくっていたが。。。

今日、母との会話はかみ合っていたのは、最初の挨拶くらいで、後は母ワールド(笑)の陽気な
一人芝居のようだった。
私が九州でいると思ってるようで、℡の横から姉の「ちがうよ、静岡静岡。」という声が聞こえてくる。九州は亡き母の妹が嫁いだところ。どうもいっしょになっているようす。

先日知り合いの、ヘルパーさんをしてる方と話したんだけど、同じ認知症でも、穏やかで陽気な人から、手に負えない行動をする人など様々らしい。

元気な頃、人に悪態ばかりついてたり、出歩くのが好きな人は、認知症になると、いっそう扱いにくい性格になり、徘徊したり、排泄物を投げたりかべになするつけたりするらしい。
また、元気な頃、穏やかな性格だった人は、子供に返っていくようで仏様のように憎めないかわいい認知症になるらしい。

ありがたいことに、元々素直で穏やかな性格だった母は、子供に返っていっているよう。
そんな母は、姉や義兄や孫やと穏やかに暮らしながら、週4回デイケアにいき、デイケアのない日は、姉が一緒にスーパーに連れて行ったり、外食したり、たまには日帰り温泉に連れて行ってくれる。ここが実の娘のありがたいところ。

もっと、デイケア増やしたら?という、介護認定士さんの助言に、「いえいえ、かわいいから。。。。」という、姉に感謝の気持ちでいっぱい。(^^)


モネの庭♪