わたしの頭の中の消しゴム♪

　期待が大きすぎたせいか、ちょっと、予想はずれなところも正直あった。
テーマが若年性アルツハイマーというには、全体の流れがシビアでなく、なんやら韓国映画らしくなく小粋で、どこかの場面で聞き覚えのあるツーランドットの曲も流れてきたりして、末娘と顔を見合わせてしまった。（＠＠）

あの愛らしいソン、イェジンちゃんがどんなに、そんな大変な病気に冒されていっても、彼女の愛くるしい笑顔からはリアリティがちょっと浮かんでこなかったりした。

夫役のチョン、ウソンシは甘いマスクの中にも、野性味とセクシーさと、そして繊細さを持ち合わせていて、とても魅力的だった。これはもちろんビョンホンシにも言えることだけど韓国俳優の魅力だわ〜。。。（＾＾；）

エンディングは、この若年性アルツハイマーという大きなテーマとはかけ離れた、さわやかなラブストーリーさながらの終わり方だったけど、あのかわいいソン、イエジンちゃんが
痴呆が進み抜け殻のようになっていく姿はあまりに痛々しいので、こういう余韻のある
幕引きもよいのかも。。。と思ったりした。

でも、先回の同じくソン、イェジンちゃんと○様の「○○の雪」よりかはずーーっと心に残る作品だったことは間違いないけど。。。

木蓮満開♪