介助犬シンシア♪

sarasa1232006-03-17

 日本で初めて介助犬として、認定されたシンシアは3月の14日癌のため12才の命を閉じた。

プログラマーをされている木村佳友さんの介助犬として10年あまり、いつも一心同体のように木村さんのそばでともに暮らし、去年引退してからは2代目介助犬クロラブのエルモとともに、余生を過ごしていたシンシアの死は、木村さんにとってとてもおつらかっただろうと。。。心よりシンシアの冥福をお祈りします。

日本の社会で、介助犬として認められるまでの長い道のり。。。スーパーで、レストランで公共の乗り物に乗るときも、世間の人々全員の理解を得るための道のりは長かっただろうと思う。

ただいるだけでも、人間にとってのペットの存在はそれだけで大きな意味を持つ。
その上に介助犬盲導犬としての役割を立派に果たし、そして、人間より、7分の一の短さで天に召されていく犬たちの愛おしさ。はかなさ。けなげさ。。。。シンシアの生前活躍してる映像を見ると、涙が止まらなくなる。

去年なくなった近所のゴールデンンのリルビーちゃんもいつも同じゆっくりした歩みで散歩されてたおじいちゃまは「この子に介助犬になってほしかった」と常々おっしゃってた。
我が家のムックと同じで、人好きでわたしにあうと、ぴたっと寄り添うように傍らに体を寄せて笑ってたリルビーちゃん(^^)

そんな夢も叶わず、やはり12才でなくなったけど。。。

日本に今、30頭しかいない介助犬がもっと、増えるといいな〜。


介助犬にはなれなかったただのムック♪