華麗なる一族♪
今日で、最終回でした。（−−；）
昼間、本屋でこの文庫本を買おうと思い出かけたら、上、中、下の上は売り切れてなかった。
それで、下の最後の結末を、やめておこうと思いつつ誘惑に負けて立ち読みしてしまった。
衝撃的な結末だった。。。
が、それでも経済界の銀行再編の野望と陰謀はまだまだこの先も続く予感を臭わしながらおの最後だった。。。。
鉄平の、鉄鋼マンとしての、物作りにかけるあつい情熱と、純粋で一途な夢に打たれつつも
複雑な親子関係の確執の中で、苦しみ嘆き悶絶する姿は、涙なくしては見れなかった。
虚構の繁栄のなかで、これほどまでに自分の夢である高炉建設の夢にかけ、ひたすらに邁進する若者がいまの時代どれほどいるだろうかと疑問に思う。。。
就職しても、少しでも、自分のとって条件の良い会社が見つかれば、平気で２，３年で辞めて転職してしまう若者が、いまは多すぎる。。
それで、自分さえよければ、後のことはどうでも良い。。。だから本物のリーダーとしての素質が養われていくのは、難しいんではないかと思う。。。だれもついてこないでしょう！
このドラマを見て、または原作を読んで、家族について、また、いまの世の中に欠けているもの、必要なものは何か？
と、考えてみる良いテーマになるドラマだったと思う。
ちゃらちゃたしたくだらないドラマはやめて、こういった骨太の人間ドラマをもっと作ってほしい！
