レボリューショナリーロード

 今日は、レディースデイなので、月一恒例の映画に行ってきた。もちろん一人で。。。

タイタニックで共演したレオナルドディカプリオとケイトウインスレッドの11年目の競演。

しかしながら大ロマンスを繰り広げたタイタニックとは違い、これは、究極の悲劇のホームドラマといった感がある。

でも、特別な二人にだけ起きるドラマというものではなく、誰にでも起こりうる、どの夫婦の潜在意識の中にあるお互いの理想を求める温度差から、しだいにすれ違いが生まれる悲劇のストーリーとでもいいましょうか。

レボリューショナリ-ロードという、富裕層の人たちの暮らす郊外に、瀟洒な家を持ち、二人の子供にも恵まれ他人から見れば、何不自由ない理想の家庭を持った夫婦が、
夫は、日々の単調な会社勤めに嫌気がさし、また、妻は専業主婦の退屈な暮らしに辟易し。。。

それでも、夫は夢はあるものの安定した生活を守るため今の現状に甘んじているのだけれども
妻は自己実現のために今の生活から脱却して、新しい世界に踏み出そうとする。。。

しかし、現実は、思ったほど甘くはなく、予定外の出来事から次第に夫婦間に深い葛藤が生まれる、

そのあたりの、妻を演じるケイトウインスレットの狂気にも似た演技が観客の胸に迫るものがある。。。
タイタニックの頃に比べるとやはり大人に成長した演技派の女優だなと思う。

とにもかくにも夫婦とは、所詮他人。。。そして、お互いの主張をすべては吐ききらずに
腹八分目にとどめ(笑)お互い少しの妥協を強いられつつ、歩みよっていく。。。というのが
賢い夫婦のあり方なのかもね。。。その点、我が家は理想だったワン(^^;)

最後に。。。これは夫婦で観に行かない方がいい映画ですよん♪