おくりびと

sarasa1232009-02-23

 アカデミー賞を受賞しましたね。
とてもすばらしい!!!。快挙です♪

残念ながら、この映画が封切りしていた頃、我が家ではとても大切な人を送った時期だったので、みれませんでした。。。。まあ、みる時間ができても、みる勇気はなかったと思うけど。。。

納棺師という死と向き合う日本独特の文化を描きながら、命の尊厳、家族の大切さ、
そして、優しさを描いている映画です。

主演のもっくんは、インドを旅して、ガンジス川で焼かれ流される葬儀を目の当たりにして、生活と密着したところにある人の死というものに強い感慨を持ち、それから納棺師の方のかかれた本を元にこの映画の構想を十何年も練られていたようです。

納棺師と言えば、我が家も、葬儀社のかたにオプションをたのみ、いろいろな特殊な処置をした後で、介護入浴のときのような浴槽で入浴させてもらい、家族みんなの手を借りてシヤンプーをして、ドアイヤーで乾かし
それはそれはきれいにメイキャップしていただき、衣装を着せて
「こんなにハンサムだったかな?」というくらいきれいにして旅立たせてあげれました。

男性と女性の二人の納棺師の方が見えたのだけど、とても、優しく、穏やかな、静かに流れる時間の中で、それはそれは大切な厳かな儀式でした。。。。

世界の人たちに、誰にでも必ず訪れる最後の大切な時間を、日本独特の文化で
あちらの世界に旅立たせてあげる儀式を知ってもらえることで命の大切さや
人間愛などを再確認するいい映画だったとおもいます。

まだ上映している映画館で、是非見たかったけど、時間的に無理だろうから、
DVDがでれば是非見てみたいものです。