アイカムウィズザレイン

 観てきました。

おもしろかったから皆さんも是非。。。。とは気軽にはお勧めできない映画でした。

人の痛みを身代わりとなって引き受けるという特殊な能力を持つシタオが失踪し、
彼を探し求める元刑事クライン(ジョシュハートネット)シタオと一緒にいる愛人リリを探し求める香港マフィアのス、ドンポ(イビョンホン)
美しき三人の男が、ロサンゼルス、フィリピン、香港と舞台を移しシタオの行方を追う。

ストーリーとしては、難解ではないのだけど、とにかく目を覆うような残酷な場面が多かったけど
半端でないビョンホンシのモムチャムと、目で訴える彼の卓越した演技力を今回もしっかり堪能させてもらったので、満足(笑)かな。。。

この作品は、痛みというテーマを強く訴えたかったのか、それは、傷だらけになったシタオの体や、
グロテスクな、彫刻作品に象徴されている。

シタオはキリストの再来というテーマであれば、無惨な傷や、人の痛みを我が身を犠牲にして
耐える姿、そして、ラストのドンポによって板に張り付けにされた姿は十字架を彷彿とさせる。。。

この作品を作った真意は、見終わったあとで、これからゆっくり咀嚼してみる課題があるように想う。

しかし、日、韓、米の三人のイケメン達の演技力はすばらしかった。