おかんの嫁入り

 昼間は、用事があったので、レイトショーで見に行きました。
またまた遠方の、ららぽーと○田ですが。。。。(^^;)

ほのぼのと、温かいストーリの良い映画でした。

母娘の陽子と月子を取り囲む、大家のさくちゃんや、母親の結婚相手の研二や、
勤め先の院長や、とにかくみんなが、大阪のおばちゃん、にいちゃん、
おっちゃんで、気取らず人情味がありとにかく温かなのです。

長屋の風景も、生活感丸出しでどこか懐かしく、それぞれが、心に重いものを
抱えているにもかかわらず、明るく、泣いたり笑ったり怒ったりして日々
暮らしている様が、とても人間くさくてよかったです。

娘役の宮崎あおいは、いつもながらの無邪気な表情が、怒り、悲しみ、喜びへとくるくると表情を変えていく演技を見るにつけ
若いけど、なかなかの演技力だなと感心しました。

、母親役の大竹しのぶの演技は、いつもながら言うまでもありませんが。。。
研二役の桐谷健太は、眼力があり、誠実で明るいキャラクターをうまく演じていました。

この先、ハッピーエンドといいきれない不安要素はありますが、

それでも、この家族に、一日でも平穏で幸せな日々が長く続きますように
と願いたくなるような映画でした。