悪人

長女と栞里ちゃんは、まだ我が家でいるのですが、
今晩は、お友達たちと飲み会とかで子供連れで出かけ、三女も京都にコンサートに出かけ。。。

一人で三連休の初日に家でいるのは、なんだかあほらしくなり。。。

夕方からひとりで映画に出かけました。

「悪人」。。。。心にずっしりとくる映画でした。
本当の悪人とは。。。。生まれながらの悪人もあるのかもしれませんが、
人は、ときに、運命のいたずらで、誰でも悪人になりうる可能性を秘めているのではないでしょうか。。。

希薄な人間関係。救いようのない深い孤独。短絡的な行動。
まさに今の若者の象徴的な犯罪は何処にでも起こりうるのかもしれません。

劇中の被害者の父親の言葉が胸にずっしりと響きます。。。

あなたの大切な人はいますか?
その人が喜ぶ姿を見ていると、心が躍るような気持ちになるものです。。。

大切な人を悲しませないように。。。。誰もが、そんな風に願いつつ、
生きていても
人生というものは、思いもよらない不幸がいつ降りかからないとは限らないのです。。。

人間の心の中にも棲む深い孤独感の中での、究極の一途な愛、、、
そのひたむきな愛情を、切ない表情と演技力で妻夫木聡と、深津絵里
熱演していました。

一つの救いは、被害者の父親が、犯罪を犯さなかったことです。

人生って〜〜悲しいものですね。。。