Life「天国で君に逢えたら」♪

sarasa1232007-08-26

 世界的プロウィンドサーファー飯島夏樹さんの実話を元に作られたこの映画を見に行った。。。。彼のエッセイも読んだことがある。

38歳という若さで、癌のため天国に召されたけれども、最後までウインドサーファーとして生きた情熱的で、また人間味あふれた彼の生き様と家族愛を、大沢たかおさん、伊東美咲さんが、さわやかに自然体で好演されてた。

人生は、順風満帆ばかりではなく苦しいことの方が多いのかもしれないけど、どれだけ長く生きたか?!というより、たとえ短い人生であっても、どう生きたか?!という方が重く価値があるのではないかしら。。と思わせてくれる映画だった。

そして、自分たちに降りかかる困難は、苦しくても受け入れなくて仕方がないこと。。。それでも前向きに明るさを失わずに生きたとき
その結果は、悲しいものではあっても、苦しみを乗り越えた自信と、人間愛で結ばれた深い絆は、天国にいってもずっと消えることはないものなのでしょうね。

人が自分自身の死の恐怖を実感したときの、狼狽ぶり、弱さ、苦しみ、恐怖感、悲しみを、この映画の中で主人公が熱演していたのが印象的だった。。

たとえ、悲しい結末ではあっても、ハワイの明るい陽光と、どこまでも青い海原が、深い悲しみを超えて、癒しをあたえてくれるような、爽やかでエネルギッシユな南国の風を感じるような映画だった。

桑田佳祐さんの主題歌「風の歌を聴かせて」が流れるエンドロールには、在りし日の飯島さんと家族の写真の数々が、涙でぼやけでみれなかった。。。(−−;)


Life「天国で君に逢えたら」♪